いわきりじどうかん 日記

仙台市岩切児童館の出来事をつづります

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2011. 06. 11

震災後の初本屋さんにいったときの話

地震で何が大変だったかというと・・・
私の本でぐちゃぐちゃになった自宅・・・(笑)

なのに・・・震災後本屋が開いて、出かけられるようになって、嬉しくて本屋に行った時に・・・
7000円分も本につかった自分に(笑)

震災前も本屋にいかなかったからね・・・と言い訳。でも後悔なし!!

なんか本を読みたいな~っておもって店内うろうろ

本を読む気になった!!それがすごいんだぞ~!!私!!

でもね、なんかね、
「心のなんとか」とかやたらに精神論とかカウンセリング的なのが多くてね、「地震の写真集」なんかもあってね・・

ううむ・・・と

あ!!そういえば新聞に新装版のムーミンの広告あったな~とかおもって文庫本コーナーに(笑)

そしたら、霧の向こうの不思議な町の柏葉さんの本とか、あまんきみこさんとか、佐藤さとるさんとか、小学生の頃にとってもとっても好きだった作家さんの本を発見!!
をついつい手にとってしまった。

それでおもいだしたのが・・・

某絵本作家さんが講演会での話

自宅を留守にしていたときに、娘さんが初潮を迎えました。きちんとどうするか教えてきてたので、どうしたらよいかなどは本人に電話で話しをして伝えました。
「うん大丈夫!」っていってはいたけど、急いで急いで戻っていったら・・・
娘さんの枕元には、小さいときから好きだった絵本たちがずら~っと並んでいたそうです。

母親の留守、不安、恐怖

そんな心を守るために、子どもが無意識に取った行動が、「幸せな・安心な・記憶」をもつ物語に側にいてもらうことだったんです。

だから、子どもの心にきちんと届くものがたりを、絵本を、ちょっと大きくなったら幼年童話をちゃんと届けることって、人生の最大の友達になれる。
ものがたりは心の栄養になる。

でもね、それってものがたりだけでなく、安心した環境、読んでもらった人、五感全てを使って得た幸せな記憶だったんですよね。

だから、今日本屋に行っても、自分が安心できる記憶を持つ作者や絵本にばかり眼がいって・・・

かつて読んだアリス・ミラーの『魂の殺人』でナチスの迫害を乗り切れたかつて子どもだった方の話がありました。
おかあさんと手をつないで歩いていてみた花を『キレイだね~』って二人で共感した幸せな時間。それがあったからどんなにつらい収容所生活でも乗り切れたと。

今は、思い出せないかもしれない。

けどちゃんとその幸せな時間はひょっこり顔をだすから。
小さい自分がね手を振るから。

それを体験した今となっては・・・自信もっていえますもの。
不思議ですね~。 物語の持つ力ってすごいとおもいます。


そうそう、なんで、今ムーミン読み返してるんだ?購入したんだ?とおもったら・・・

答えやっぱりありました

本の扉はやっぱり開く時期はきまってるんですね。

『たのしいムーミン一家』の第一章 ムーミンとスノークのおじょうさんがヘムレンさんの悲しみにどう寄り添ったか・・・

これこそ、今求められることかもしれません。

<本文より>

・・・それから二人は、ヘレムンさんの悲しみを考えて、すこしばかり、二人の雲をあとずさりさせました。
 ヘムレンさんは、のろのろと歩いていきます。二人は、おじさんが心の重荷をおろすときまで、尊敬の気持ちをこめて、そっとしておくことにしました。

そのあとヘレムンさんは怒りを放出するんだけど・・・まさに、今の被災者の気持ちそのものだとおもいます。ムーミンの立場はボランティアに求められることそのもの

Book of Wonder ~本という不思議~

言葉が届く時はちゃんと時間が必要なんですね。

友人の臨床心理士のつくってくれたケアブックにも、あたり前のことが書いてます。

副理事長曰く『この冊子には、いいこと書いてる。これはすばらしい。今は本当にあたり前の言葉が響く『明日はあかるい日』と書くとかな・・・』

なんかその話聴いてはっとしました。

つまり・・・飾られた言葉じゃない

本当の力のある言葉が届く。

だから・・・昔話が必要。
洗練された言葉のある本が必要。

児童文学には希望がある。
逆に・・・どんなに主人公が大変な目にあっても、希望の無いものは児童文学とはいわない。

そして・・・ムーミンのあの山室さんの訳もいい。あのテンポ。

映像を意識しない訳。安心する。

今の自分にはこのゆったりが必要なんだろうな~。
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