いわきりじどうかん 日記

仙台市岩切児童館の出来事をつづります

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2009. 07. 02

宮城県中央児童館

7月1日~3日の間に、県の中央児童館の所蔵していた本を児童館へお譲りします。
ということで、いってまいりました。

実をいうとこの本たちを整理したことがありまして(笑)中央児童館にはなんの本があるのかほとんどすべてわかっている私。

今回配布された本は文庫の裏の図書棚にあった本などでした。

先日6月24日(金)県の議会で自民党の安部孝議員が県の中央児童館、また名取にうつす予定の県の中央児童館について一般質問されたのですが、(詳しくはここをご覧下さい。)ものすごく考えさせられました。県議会は初めて観にいったのですが面白いですね。
直接県が考えていることを聞けるんだ~と。うむ。

私達のNPO法人みやぎ・せんだいこどもの丘は宮城県中央児童館をもう一度活発に活用しようと活動をしています。
中央児童館が戦後仙台のこどもたちのために果たしてきた役割。
それは今、全国の児童健全活動の基礎となっているといっても過言ではないと思っております。

保健福祉局の県の中央児童館を移転させる理由にこわさも感じました。
「各地に児童館ができ、キャンプ場もできている。宿泊型の児童館の役目は終わった」

・・・・充分各地の児童館が健全育成の役割を果たしているから、県は研修機能だけの児童館をつくる。というわけなんでしょうか?

ううむ・・・これはちょっと児童館関係者だけでなく、大人がきちんと考えなければいけない問題だと思います。
というのもですね・・・健全育成について県のTOPが市のTOPがどう感じているか。考えているか。
残念なことに、ああ・・・言葉が通じてなかったと思わざるえなかったからです。

これは、児童館を現場とTOPが違う想い言葉で話をしていたということにつながってしまいます。
うまくいえませんが・・・

どうも健全育成=少子化対策=待機児童解消をすればいいと聞こえてしまいました。

「児童館がそれぞれの役割を充分果たしている」
そういわれて、ありがとうございます。といったらいいのか(笑)
そう感じている現場の声はすくないのではないでしょうか?
年々増加する児童クラブの対応に追われ、本来の児童館活動はできているのか?
それ以前に「児童館ってなあに?」働いている側も、利用している側もまだまだ同じ言葉で児童館を話すことはできていないと思っています。

地域の児童館が果たす役割
県の中央児童館が果たす役割。

お隣の岩手の県の児童館『こどもの森』に年間何千人もの来館者がくる。
決して交通の便がいいところではないのですが、人をひきつける魅力がある。
その館長さんの話の中で「県の中央児童館が行う活動は、そのまま地域の児童館が活動しやすくなるんです。」と
児童厚生員が「こんな企画をしたい」とおもっても館長サイドで止められたとしたら・・・「だって県でやってますよ!」の一言でいろいろな活動ができるようになる。(笑)
県の中央児童館はそういう意味では、地域の児童館の見本手本・「ああ!あんなことしてみたい」と思わせる生き生きとした活動を展開しなくてはいけない。と。

それを考えると・・・果たして名取に移転する県の機能はそれを果たせるのか・・・疑問がのこります。
キャンプひとつとっても、家族でいくキャンプと普段あまり接することのない友人と一緒にいく集団でのキャンプは意味が全く違います。仲間と同じ体験をする。同じ時間をすごす。自分達の力でやり遂げるその活動そのものが健全育成だとおもうのですが・・・

研修機能や情報収集発信だけの児童館は、果たして国の定めるところの児童館になるのか・・・非常に不安です。

長くなっちゃった。もうちょっとお付き合いを








さて、その本ですが・・・廃棄される本をみていて、確かに古いのではありますが・・・その質の高さといったら!!

ここからは本ヲタの独壇場にになります。(笑)わからないこともあるかとおもいますが・・・しばしお付き合いを!

戦後、宮城のこどもたちのために!!
戦争には負けたけども、子どもたちの未来のために!!

と様々な楽しみを大人が真剣になって選び、自分達が楽しみながら仕事をしていた・・・それがとても伝わってくる本の山でした。

まさに宝の山。

本ヲタのわたしとしては、その発行年数やもう廃版になっていて手に入ることのない貴重本の数々に目が行ってしまって・・(笑)連れてきた本たちは・・・まさに・・・マニアックなものだったとちょっと反省(しております。はい。でも、後悔はまったくなし!!むしろ誇りに思うほどの本を連れてきました。

世界のお話を集めた本たち。有名な音楽の(オペラの)話を本にするその作者と絵を描いた方々の組み合わせ・・・つまり音楽を聴きながらお話を読む。お話を読んで音楽を聴く。
トゥーランドット・アイーダ・バッハ(受難曲)・白鳥の湖・・・早々たる作家さんと絵描きさんのバトルに音楽が絡んでくるほんなんですもの。個人的には・・・安野光夫さんの受難曲の絵が・・・垂涎ものでした。あと立原えりかさん文/いわさきちひろさんの白鳥の湖とか・・・もう廃版になって手に入らない学研の本とか・・・

うおおお~~!!お宝探偵団!!と叫びたいものでございました。はい(笑)
印刷、製本も昔なのですが、印刷技術が上がってきれいに印刷はできても、凸版印刷だった昔の本のもつ息遣いは嬉しいものでして・・・
なおかつその本がこども達に読みつがれていたから、壊れたとしてもその修繕の丁寧なこと・・・。
うわ~~ん本好きの人の想いが伝わってくる!!ともうぼろぼろだとしても、本を一冊手に取るたびにそれを読んできた、子どもたちのためにこの本を購入しようとした中央児童館の職員の想いが伝わってくるものすごい宝の山でした。

ただ逆に言うとその本の山は・・・中央児童館の時間が切り刻まれて捨てられているような気にもなって・・・

だってね、普通の図書館の廃棄本とは全く質が違うんです。
こどもと遊ぶための本。こどもが興味をもったらすぐに本で調べられるように・・・様々な分野で道が作られていた。これはかつての県の中央児童館の職員の努力の賜物だと思いました。

あ・・・これフランスのおもちゃやさんとにてると思いました。

昭和に発行された本ですが、戦後まもなくこどもの楽しみのために用意された実験の本やおりがみの本。あそびの本などなどは・・・児童館に持っていってすぐに・・・うちのSTAFFや児童クラブの子どもたちが飛びついて(笑)帰ってきたらその本がピカピカになってました。

まじめに本を拭いていた子もいましたが・・・ほとんどの子は・・・読んでいたとか(笑)

出版社も力がありました。
いい本をだそう!いい作家を育てよう!
戦後のこども達の指針となるべくたくさんの話を・・・戦争中の世界観ではなく、もっと大きく、世界に羽ばたけるようこども達に未来の希望を与えよう・・・

決して大げさではなく、そんな熱い想いで発刊されていたのがわかります。

時代は変わり、ボタン一つで様々な情報を得られるようになりました。
だけれどもそれはヴァーチャルな世界であって現実ではない。
なぜ本は扉があるのか・・・

長い本は読まない。

それは本を読む練習をしてないから。

本を読む練習って?
実をいうと今・・・そのあたりをものすごく勉強してます。私(笑)

ほんとにね~昭和の本のデザインのよさったら・・・もうね、そのままカラーコピーして額装したいくらいの美しさなんですもん。ほんとに悔しいくらいの・・・デザイン・・・

悔しいのは・・・そのこどものために・・・とそろえる本を選ぶ質の高い職員が中央児童館にはたくさんいたんだな~ということです。
自分達がやりたいことの研究本があったり、ほんとに時代時代の職員が何をしてこども達と遊んでいたかというのがすぐにわかるんですもん。
それを自由に研究できたであろう仕事の余裕も感じました。

そうです!だから中央児童館の職員というのは、事務処理が得意なのではなく、こういうあそびがうまい人がいなっくちゃだめなのよ!!面白いことを面白いって思うこどもとやってみたいもしくは子どもがやってみたいって思うことを提供できる人がいなきゃ!!って。
そのための空間は、ビルでできるんでしょうか?

県の中央児童館の空間は行って見ないことにはそのすばらしさはわかりません。
うちのNPOのイベントである『おてんとさんまつり』や『人形の森』の参加者が年々増えてきているのは、決して私達だけの力ではなく、中央児童館の環境にあると思っています。

こどもたちのために・・・私達大人が何を残すべきなのか。
こどもたちに、何が大切なのか・・・その本質を見極め、提供していく必要があるんだなと思っています。

これからの季節。本当にすごくいい場所になる中央児童館。一度行ってみてください。
これを手放して、つぶしてしまうのは・・・県民として非常に損失になってしまうんじゃないかなと。

NPOが啓蒙している県の中央児童館利用・・・これできたら、宮城のこどもは幸せになれると思っています。

こどもの健全育成について・・・さて県は市はどう導いていこうとしているのか・・・しっかりと見つめていこうと思っています。

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