いわきりじどうかん 日記

仙台市岩切児童館の出来事をつづります

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2008. 08. 13

崖の上のポニョ鑑賞日記①

昨日観てきました!!
以下かなりかなりマニアックな感想です。たぶん長くなると思いますのでご覚悟を!!

ええと・・・オープニングのアニメーションで泣き、開始10分ぐらいで泣き。ラス号泣(笑)

私てきにはですね、宮崎さんよく作ってくれました!!と花束と一緒にポニョがそうすけをぎゅ~~したみたいに抱きしめたいです。

はい

以下はかなりネタバレを含みますので申し訳ありませんが未見の方は入室禁止とさせていただきます
仕事柄そうすけくんの年齢の子どもと遊んでる身にとっては・・・すべてがツボ(笑)

宮崎さんのあの表現されている世界というものはまんま子ども達のごっこ遊びの世界で見えている世界です。
とにかくとにかくすごかった。
これでもかこれでもかのCGの中であえて手描きにするところにやっぱり意義があると思いました。
同じディズニー配給ののオールCGのファインディング・ニモの海もきれいだな~とは思います。
でもあの波は別物でした。

先週末東京で美術館めぐりをしてきたのですが、あの波を表現する方法はまさに対決!の中で若冲や蕭白らがあらわしてきた日本画の波の表現とも通じるところがあったなと。
圧倒的な想像力・・いえ創造力。波をサカナに見て取るあの感じ。
海に住むすべての魔物の絵の元になっているような・・・サカナに乗る仙人のような表現。
同じように追いかけられる千と千尋のかおなしのシーンとは似ているようで質が違っていました。観客それぞれがその波を感じられる・・・一枚の絵のなかの余白のようにも感じられ、色も押さえられているために、それぞれの持つ海のイメージの色を感じながら観ることが出来たな~と・・・

とここまではアニメーションについて・・・あ!時々この下絵は二木さんだな!と思うシーンもあってむちゃくちゃ嬉しかったです。(二木さんはバルサシリーズの挿絵の方です)

で、ストーリーですが、本当によく出来ていたなと思います。千と千尋はあちらこちらに・・いい意味でも悪い意味でもいろいろなお話の姿が見え隠れしていて、乱暴にいうと「わかるやつはついてこい!」という感じでしたが、今回は古今東西の昔話やおはなしのルールをきちんと踏まえてお話が展開していく。
観客が不思議も丸ごと受け入れてしまう、いや受け入れざるおえない物語としての迫力がありました。
比べるとなると「千と千尋~」にどうしてもなってしまうのですが、(私の中でハウルとゲドはジブリ作品としては・・・ですので)たとえばですね、私は千尋の中のあの川神様のお風呂のシーン(ゴミの)ではね、ちょっと鼻につくくらいの教育的メッセージに感じられて・・・どうも顔をしかめてしまったのですが、今回はフジモトの立場から、ありのままの海の汚れを見せることで逆に環境問題を考えさせる結果になっていていやな感じがしなかったです。
つまり・・・すべてのセリフ、メッセージが余計なごてごてした飾りを排除した結果シンプルに浮かび上がってきたような感じでした。
これは手描きのアニメーションにしたからこその結果だったと思います。
『宮崎さんの伝えたい思い』それがアニメーターと脚本・演出・音楽と人の手が加われば加わるほどシンプルにわかりやすいメッセージとして浮かび上がったんだろうなとおもいました。

●宗介とポニョの血の契約
これはグリムなどの昔話や日本の昔話にもよくあります。母の愛・恋人への愛・・・
不思議と血と愛は深く結びつき語られることが多いのですが・・最高の契約になっています。
そういえば忠誠を誓う儀式にも血はつき物ですね。ハリーポッターもそうですね・・・
だからこそ、この血をなめてしまったポニョはもうもとの世界にはいられない・・・魔法の世界のものは口に出来ないのだなと・・・なめた瞬間に「あ!物語がうごいた」とドキドキしました
●トンネル。魔法の世界への入り口と出口。
千と千尋でも「あちらとこちら」の扉になっていましたね。地上に戻るまでは振り向いてはいけないといわれたあの神話の夫婦のように・・・あのトンネルは大きかったですね。
●魔法のバランスを崩す
太古の魔法が現在と交わる時に出来るゆがみ。そのゆがみを治すためには生贄が必要になる
そのゆがみを生じさせたものが『責任』を取らなければならない。
原因と結果。本来ならば交わることのない世界のものが交わる時には犠牲が必要になる。

そのほかにも人魚姫・セイレーンの伝説。海の神・・・世界各国で伝わるお話のエッセンスだけでなく、規律(この言葉が一番はまると思いますルールや規則よりも)をきちんと踏まえたうえでおはなしが展開していく。
ああ・・・・大満足!!この規律の中に流れる物語の旋律・・・はあ・・・本当に前編波に漂うボートのようにゆらゆらと宮崎ワールドを楽しむことが出来ました。

宮崎さんの身体の中にはおはなしがたくさん詰まっている。そのおはなしをきちんとベースにして、人生そのものを生きてこられたのだなと感じました。
児童文学の本がそのまま映像となって現れてきたそんな感じでした。

長くなりそうなので・・・ちょっといったん切りますね。
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