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いわきりじどうかん 日記
仙台市岩切児童館の出来事をつづります
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2009/07/30
お昼寝
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お昼寝
2009/07/30 22:06:54
児童クラブの夏の定番
「おひるね」
身体を休めるための休息を必ずとるということで行っているのですが、そのときにお話タイムを設けております。
夏休み第1日目からやってきたのは私の幼稚園からのお友達「ちいさいモモちゃん」
私の家にあるモモちゃんには、扉の絵のところに、幼稚園のときに描いた私の絵が描いています。
幼稚園の時に買ってもらった本で、特にお気に入りの本の扉絵には、必ず絵が描いてありました。
どうやら、そのおはなしの中に自分も入りたくて必ず書いていたらしいです。
その絵と一緒に、「友達をつれてきたよ」と毎日2〜3編ずつ読んであげていました。
▼続きを読む▼
このモモちゃんを読もうと思った理由には、松谷さんのことばの美しさだけではなく、「モモちゃん」はそのまんま子どもたちの友達になれるな・・・とおもったこと。
モモちゃんの笑い・怒り・哀しみ・・・それはそのまま当たり前の子どもたちの感情で、子どもたちがモモちゃんと友達になれたら、きっと・・・生きる力を得ることができるのではないか?ということ。
そうなんです。
モモちゃんは、その時代1960年ではめずらしかった保育所に通い(共働き家庭だった)お母さんとお父さんは離婚して、そして、妹が生まれ、お父さんは病気で亡くなってしまう。
それが「ちいさいモモちゃん」から「あかねちゃんと涙の海」まで続きます。
その中でモモちゃんは大きくなり、お母さんは迷い悩みそして楽しみながら子育てをしています。
何でもない毎日がとても大切なものに思える。
何でもない毎日を生きることのすばらしさを感じさせてくれる。
悩み、哀しみ、怒りさえ・・・自分の物として考えることができる。
モモちゃんの本のもつ時間の流れはそのまま子ども本来の時間であって、ゆったりと流れています。
その時間の中でモモちゃんが話すことばは子どものことばなんだな〜と。
読んでいて子ども達の意識がこちらに集中してくるのが感じて・・・
モモちゃんが赤ちゃんだったときにきたカレーライスが大きくなってモモちゃんのところにやってきた話を読んだときは「知ってる!!赤ちゃんのとききたね」「ああ!あのときの」
モモちゃんが「あかちゃんのいえ」に行ったときは「あれ?プーは?」とちゃんと登場人物を確認して・・・
正直ここまで夢中になるとは・・・とも思いましたが、ぴったり合っていたんですね。今の子ども達と。
今日はモモちゃんがみずぼうそうになったときの話を読んだのですが・・・大笑い。
動物園の話でも・・・大笑い。
その後、図書室でモモちゃんの大きくなったんだもんのうたを歌いながらあそんでましたよ。と聴いて・・・あらためて物語の力を感じました。
一回読んだだけのお話のフレーズが自分のことばになっているんですもの。松谷さんすごいや。
童話作家の宮川ひろさんが以前お話されたことなのですが、「幼年童話ってとっても難しいの。子ども達の知っている少ないことばを使ってお話を作らなきゃいけないでしょう・・・」
絵本から児童文学へのいきなりの進級ではなく、幼年童話でウォーミングアップする大切さをお話してくださったのですが、そのときになるほどな〜と感じました。
小説はどんな状況でと詳しくそれを説明することができる。でもまだ語彙能力の少ない子ども達は難しいことばで説明しても、そのことばは無味無臭なもので心には届かない。
少ないことばの組み合わせで物語を綴る幼年童話はもっと見直されなきゃいけないと・・・
モモちゃんをよんでいて本当にそう思います。
難しいことばはない
古い言い回しの日本語はある
それさえもリズムをもってまるで優しい音楽のように舌の上でころがる。
読んであげてはじめて生きてくる物語だなと。
なによりも、哀しみや怒り、傷つくことからも一切逃げていない。
よくある押し付けがましい正義もない。そこには同じように傷つき、そして前をむいて歩き始めるモモちゃんたちの姿がある。
本当に・・・物語のなかにはなんてすばらしい人生の答えが描かれているのでしょう。
小学3年生の女の子が、先生に5冊本を読むようにといわれたそうです。字のたくさんある「某ゾ●リシリーズではないもの」と・・・
「どんなおはなし好き?」と延々と児童館の図書室の本でブックトークをしたのですが(笑)
あのね、小学3年生まではお話は読んでもらうのがいいんですよ!!
外国では9歳までは読んでもらう。10歳からは自分で読む。それが徹底しています。
耳で読む物語の大切さ
本当はもっともっと大人が考えなくてはいけないんだと思っています。
だから本当は・・・小学3年生までの宿題はおうちの方に本を1冊読んでもらうのほうがいいとおもうんですけどね。(笑)そこのところどうでしょう?としこ先生!!
どんな本がいいのかしら?と思った方、ぜひ児童館に足を運んでみてください。
お子さんにぴったりの本一緒にお話ししながら探してみませんか?
本の森にはたくさんの物語があふれています。
あなたにぴったりの物語を生きてみませんか?
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この記事へのコメント
【管理人のみ閲覧できます】
【親が読むこと、大賛成!】
とことこ・と様
いつも管理者のみ閲覧コメントになってるので(笑)今日はそのままコメント公開しちゃいますね。
以下とことこ・と様
> そうですか、モモちゃんとはいい本を選びましたね。子どもたちの生活そのものだからね。幼年童話の楽しさ、私も大好きです。
> 子どもたちは、お昼寝の時間が楽しみになるのじゃないかしら。
> 夏休みの宿題が、親に本を読んでもらうこと・・・いいねえ〜
> 幼児の時は、せっせと絵本を読んであげるのに、小学校に入ったと同時にやれやれ読み聞かせから解放だって言って、読んであげることを手放してしまうのが普通だから。
> 絵本から幼年童話の時期って、本好きになる基礎的な年齢、大事にしたいです。午後のおはなし会もぜひやってください。近かったら毎日でも押しかけるんだけれどナア〜。そうそう、我が家の近くにも児童館があるんだっけ!!
ぜひ岩切にお引越しを!!(笑)
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